ゼイスイUVLEDと中華LEDについての比較検討、考察

最近ちょうどいいおもちゃを入手したので、一気にサイトのコンテンツを作っているのですが、どうしても時間がかかりますので、今回はちょっと気分転換に軽い記事を書いてみました。この記事に関しましてはスペクトルは出していますが、正確な数値は出していません

ゼンスイのLEDが発売されて久しいですが、UVI以上のレベルの評価がなされていないので、今回はスペクトロメーターを使いつつ、Amazonで出回っている中華製UVLEDとの相違点を検証して行こうと思います。

ゼンスイ マイクロUV LED

日本の国内メーカー産で、私が観測できうる限り最初に発売された爬虫類用UVLEDです。予想されていたメーカーではなかったので驚いたのを覚えています。(予測していたメーカーはなんか不機嫌になっていましたが・・・笑)

GU10という界隈では一般的ではない口金を利用しているため、使用に関しては実質的にゼンスイの発売しているマイクロン専用といった感じです。無論自作すればマイクロンは不要です。使用電力は3W。

中華LED

Amazonに謎に陳列されている爬虫類用UVLEDです。実は中国で爬虫類用のUVLEDが発売されたのはマイクロンより一年以上早く、lightingコミュニティではその実用性がたびたび議題にあがっていました。

どこのメーカーが出している、という訳ではなく、ノーブランド品に販売店のロゴをぽんっと貼り付けたものが基本です。形、色などはこの2、3年でいろいろ変遷はありましたが、現在はガンメタルの3wと5wの物が主流です。今回は5Wの物を用意しました。口金はE26なので、太陽を始めとするほとんどの灯具にハマります。

外装、光を比較

 

並べて見ていきましょう。マイクロンLEDの方がコンパクトだけど造りはしっかりしている印象ですね。冷却用に表面積を増やす工夫も中華LEDよりなされていますし、何より基盤をしっかりカバーしている点も好印象です。中華LEDもそこまで悪くないのですが、やはり素子がむき出しなのはちょっとだけ怖いです。今のところ使っていて不具合が起きたことはありませんが。

色温度は見ての通り、ゼンスイLEDの方がかなり高めに設定されています。体感でいうと中華LEDは白熱電球並ですが、ゼンスイLEDはメタハラ、セルフバラスト水銀燈、って感じです。

 

 

光量に関しましてはゼンスイLEDの圧勝です。さすがゼンスイだけあって可視光のLEDの品質は本物のようです。lux量でいうとだいたい2倍から3倍ほど差があります。

 

 

中華LEDは可視光の光量が少なく、素子の配置も微妙に離れているので、光がなんか混ざってない印象を受けます。

 

紫外線領域の比較

さて、せっかくなのでスペクトルを見ていきましょう。

まずはゼンスイLEDのスペクトル

 

 

続いては中華LEDのスペクトル

 

 

今回は素スペクトルです。出力されるチャートはスペクトロメーターの種類や設定により大きく異なりますので、公称スペクトルと違うからといって公式が嘘をついている訳ではありません。あくまで同条件での比較用データとして見てください。

ゼンスイLEDが上限を振り切っているのはご容赦ください。まだ慣れてないのです・・・

さて、早速比べて見ましょう。UVB素子に関してはどちらも300nmをピークに大体292nmまでかかるタイプでした。どちらもUVCは検出されず。UVIで比較して見るとゼンスイは中華LEDに比べておおよそ倍の数値を叩き出していました。

ただしUVA帯で見ますと中華LEDはゼンスイに比べて低い帯域でピークを迎えています。諸説ある部分ではありますが、私はUVA帯照射に関しては中華LEDの方が優れていると感じました。

総評

総評

・ゼンスイLEDも中華LEDも300nm中心のUVBを照射します。これはメタハラや太陽光よりも長く、蛍光灯やセルフバラストより短いです。UVIは十分高めに出るので、熱が出ないからといって接射するのは禁物です。

・中華LEDはUVA帯に特徴があるものの、それ以外においては出力、省エネ度、構造、全てにおいてゼンスイUVLEDに大きく分があります。

・ただしコストで比較するとゼンスイUVLEDを一つつけるのに、中華LEDは2,3個つける事ができます。2Wの電気料金の差も本体価格の差を埋めることはまずありませんので、複数運用という点では中華LEDもある程度使えるかもしれません。現在T5蛍光灯が品薄なので、ずらっと並べてみるのも面白いかも?私はやりませんが。

UVCは出ていません!

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